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シージェッター海斗は、どこまでも広がる水平線を越え、未だ謎をはらむ深海に宿命を求める勇者・鳴海光真が変身した姿です。 想像を超えた水圧にはばまれ、深すぎて太陽の光も届かない海底に比べれば、大勢の科学者がロケットや望遠鏡で観察調査を重ねてきた宇宙は、まだ身近です。 逆に、美しい波の下に誰も知らない世界をかかえた海は宇宙空間を越える未知の世界なのです。 それは深海10000メーター・プラスの世界、いわば「太陽のない宇宙空間」です。 なにが起こっているのか、なにが起きているのかが解らない超海底水域です。 そんな世界について、われわれ人類に解ることが一つだけはあります。 それは、「海は汚れはじめている」ということです。 私たちが暮らす地球、その歴史が始まって以来。降る雨が川から海へ流れ込む限り、すべてのゴミは海が片づけてくれました。 魚から恐竜、サルに似た生き物から私たち人間への「進化」。大昔に海から陸へ旅立った動物や鳥たちを、遠く故郷から応援するお母さんのように海は見守ってくれていました。 それどころか遊び放題に散らかした部屋を片づけてくれるように、海は私たち生き物の出したゴミをそっとしまい込み、片づけてくれていたのです。 ──それも数億年に渡ってです。それは素晴らしい地球の仕組みでした しかし私たち人間は、その母なる「海」にすこし甘えすぎてしまいました。 素晴らしい、楽しい、楽な生活がしたいばかりに少し横着をしたのです。 ものを安く作るためになかなか片づけられない材料を使い、残ったものはゴミなりました。食べきれないくらいにたくさんの食べ物を作り、残ったものはゴミになりました。海でさえも手に負えない毒のような燃料を使って機械を動かし、使い終えたものはゴ ミになりました。 そしてついには戦争をはじめ、軍艦や飛行機や爆弾、そして同じ人間や街を焼き払いゴミにしたのです。 ──そしてそのゴミを最後に引き受けたのは、青く波うつ「海」だったのです。 |
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人間がわがままをする前、まだ人間の誰もが海に感謝する気持ちを持っていた時代。どの浜からも、どの港からも海は美しく輝いていました。 でも今は違います。 人の暮らし、文明に近い海であればあるほど海は疲れ、暗くよどんでいます。人類がまだ足をふみいれたことのない深海世界のように、黒く波うっているのです。 ──まるで「太陽のない世界」そのものがうごめくように・・・・ 『シージェッター海斗』は、現在のように地球環境そのもの危機がむかえた世界を舞台として、世界に広がる七つの海が、最後のチャンスとして地上へ送り込んだ希望・シージェッターたち、そしてその希望を運命とする主人公、鳴海光真の波瀾万丈の冒険をスーパーヒロイックに描くものです。 汚染された海洋のいらだちが形となり、予測不能で得体の知れない能力を持った魔海獣とその支配者。それら人類の目前に立ちふさがる敵たちを撃ち破る超越科学・パワーメカニックス。 神秘の海底世界へ人類の未来、明日の希望へつながるカギを求め深く挑む主人公と勇 気あふれる仲間たち。 ──シージェッター・カイトは暗黒の世界に世界を照らす炎、明日の炎をつかむ8番目の冒険者(voyager)なのです! |
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